ストレスを受けると、
カテコールアミンとコルチゾールという
2つの副腎皮質ホルモンが分泌されます。
このホルモンの連携プレーによって血液中の血糖値を上げ、
脳や筋肉の働きを高め、ストレスと戦う体制を整えます。
さらに心臓の心拍数を上げ血管を収縮させて
血圧を上げることでストレスに備えます。
さらに、ストレスを受けると
女性ホルモンが減ってしまい
もう一つの副腎皮質ホルモンである
副腎アンドロゲン(男性ホルモン)の分泌が増え
太い体毛が生えたり捨て男性化してしまうそうです。
適度なストレスはこのホルモンの分泌に必要で生理的に正常です。
しかし過度のストレスを長期間受けると脳の海馬が萎縮し
「うつ病」となってしまうそうです。
近年、「副腎疲労」が注目され
疲れやすい、朝起きられない、体が動かない、だるい
などの症状の原因の一つとされているようです。
健康で若々しく生活するためには
ストレスの原因を知り、
過度に受けないよう体を守ることが大切ですね。